高松市の不妊治療は保険適用?助成制度と鍼灸を併用する費用の考え方
2026/08/13
不妊治療を始めると、「体外受精は保険が使える?」「高松市から助成はある?」「鍼灸も受けたいけれど、治療費が重なってしまわない?」と、お金のことが気になる方は少なくありません。
特に体外受精や顕微授精では、保険診療だけでなく先進医療や保険外の治療が組み合わさることもあり、単純に「3割負担だから大丈夫」と考えるのは難しいところがあります。
この記事では、高松市・香川県で不妊治療を受ける場合の保険適用と助成制度を整理したうえで、鍼灸を併用するときの費用の考え方を解説します。
制度は変更される可能性があるため、実際に申請するときは高松市や加入している健康保険の最新情報も確認してください。
目次
- 高松市の不妊治療は保険適用される?
- 体外受精・顕微授精の保険適用には年齢と回数の条件がある
- 高松市の「こうのとり応援事業」は何を助成してくれる?
- 高額療養費も確認しておきたい
- 鍼灸を併用するときは「治療費」と分けて考える
- 不妊治療と鍼灸を無理なく併用する基本的な考え方
- まとめ
- Calmへの案内
高松市の不妊治療は保険適用される?
結論からいうと、人工授精などの一般不妊治療と、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療は、一定の条件のもとで保険適用されています。
国では2022年4月から、不妊治療について保険適用の範囲が大きく広がりました。体外受精・顕微授精についても、採卵から胚移植までの基本的な診療が保険適用の対象となっています。
そのため、高松市で不妊治療を受ける場合も、まずは治療を受ける医療機関で、今回予定している治療のどの部分が保険診療になるのかを確認することが大切です。
「不妊治療だから全部が保険」「体外受精だから全部が自費」というわけではありません。
保険診療と先進医療は分けて考える
保険診療と組み合わせて実施できる先進医療もあります。
一方、医療機関で行う治療のすべてが自動的に保険適用になるわけではなく、治療内容によって自己負担が変わります。こども家庭庁も、保険適用の対象となる治療と先進医療について整理しています。
そのため、治療前には、
- 今回は保険診療なのか
- 先進医療を併用するのか
- 保険外診療になる部分があるのか
- どの程度の自己負担が見込まれるのか
を医療機関に確認しておくと安心です。
体外受精・顕微授精の保険適用には年齢と回数の条件がある
体外受精・顕微授精などの生殖補助医療では、女性の年齢による保険適用の条件があります。
現在の制度では、生殖補助医療の治療開始日に女性が43歳未満であることが条件です。
また、初めての胚移植に向けた治療計画を作成した時点で、
- 40歳未満:1子ごとに胚移植6回まで
- 40歳以上43歳未満:1子ごとに胚移植3回まで
という回数制限があります。
ここで注意したいのは、「採卵を何回したか」と「保険適用の回数」を単純に同じものとして考えないことです。
保険適用の回数については、治療計画や胚移植を含めた制度上の扱いがあります。自分の残り回数については、これまでの治療歴を医療機関に確認しましょう。
年齢や回数だけで治療方針を決めない
制度上の条件は重要ですが、それだけを見て治療を急いだり、反対に必要な治療を諦めたりする必要はありません。
年齢、卵巣予備能、これまでの治療経過、胚の状態、男性因子などによって治療方針は変わります。
保険制度の条件と、自分にとって医学的に適した治療方針は別々に考えることがポイントです。
高松市の「こうのとり応援事業」は何を助成してくれる?
高松市には、体外受精・顕微授精などを対象とした「高松市こうのとり応援事業」があります。
2025年7月1日更新の高松市公式情報によると、保険診療で行われた体外受精・顕微授精について、保険診療分の自己負担額と先進医療部分の自己負担額を合わせて、1回の治療過程につき5万円まで、子ども1人につき通算2回まで助成する制度があります。
ここでいう「1回の治療過程」は、保険診療で胚移植術まで実施した一連の治療過程として扱われます。
つまり、単純に「毎回5万円もらえる」と考えるのではなく、対象となる治療過程と助成回数を確認することが必要です。
高松市の助成には条件がある
高松市の制度では、主な対象要件として、
- 高松市に住所があること
- 治療開始時に夫婦であること(事実婚を含む)
- 医師から生殖補助医療以外では妊娠の見込みがない、または極めて少ないと診断されていること
- 助成対象となる治療開始日の妻の年齢が43歳未満であること
- 市税を完納していること
などが定められています。
また、申請期限もあります。
高松市の公式ページでは、治療が終了した日から6か月を経過する月の末日までが申請期限とされています。
「治療が終わってから申請すればいい」と後回しにしすぎず、治療開始時から必要書類や申請方法を確認しておきましょう。
保険外診療になった場合の助成もある
高松市の制度には、先進的な技術などを併用したことで保険外診療となった体外受精・顕微授精を対象とする助成もあります。
対象となる場合、旧特定不妊治療費助成制度の治療ステージに応じて、30万円まで、または10万円までの助成があります。年齢によって子ども1人ごとの通算回数にも条件があります。
ただし、「保険外なら何でも助成される」という制度ではありません。
対象となる治療や条件が細かく定められているため、保険外診療を予定している場合は、治療を受ける前に高松市へ対象になるか確認することをおすすめします。
高額療養費も確認しておきたい
体外受精などでは、1回の治療だけでなく、採卵、受精、培養、凍結、移植など複数の段階で費用が発生することがあります。
保険診療部分については、公的医療保険の高額療養費制度が関係する場合があります。
高松市の「こうのとり応援事業」でも、保険診療分の自己負担額を算出するときに、1か月あたりの自己負担額について高額療養費に係る自己負担限度額を上限として扱うことが示されています。
治療費が高額になることが分かっている場合、高松市はマイナ保険証の利用、または加入している公的医療保険から限度額適用認定証を事前に取得する方法を案内しています。
ここは「治療が終わってから考える」より、治療前に確認しておく方がよいポイントです。
加入している健康保険によって手続きが異なるため、健康保険組合、協会けんぽ、市町村国保、共済組合など、自分の加入先に確認してください。
鍼灸を併用するときは「治療費」と分けて考える
ここからが、妊活中に鍼灸を併用したい方にとって重要な部分です。
鍼灸は、体外受精や顕微授精そのものを行う医療機関の治療とは役割が異なります。
Calmでは、医療機関での不妊治療を軸にしながら、妊活中の身体のコンディションを整える目的で鍼灸を併用するという考え方を基本としています。
そのため、費用についても、
不妊治療の医療費
+
必要に応じて行う鍼灸の費用
というように、別々に予算を考えると整理しやすくなります。
「鍼灸にお金をかければ、その分だけ妊娠率が上がる」という考え方ではありません。
鍼灸について、妊娠率や着床率、卵子の質などを改善することが確立していると断定することはできません。
だからこそ、鍼灸を受ける場合は、何を目的に、どのくらいの頻度で受けるのかを明確にしておくことが大切です。
「毎回受ける」より目的を決めて通う
不妊治療中は医療費だけでも負担が大きくなります。
そこに鍼灸を加えるなら、「妊活中だから毎週必ず受ける」と決めるより、治療段階と身体の状態を見ながら、必要な施術を組み立てる考え方があります。
例えば、
- 採卵周期で疲労や睡眠の乱れが強い
- 治療スケジュールによる緊張が続いている
- 首や肩の緊張が強く、休んでも疲れが取れにくい
- 治療を続ける中で自分の身体の状態を整理したい
といった場合には、鍼灸を「妊娠させるための追加治療」ではなく、治療を続ける期間のコンディション管理として考えることができます。
不妊治療と鍼灸を無理なく併用する基本的な考え方
費用面を考えるときは、まず医療機関での治療を優先します。
そのうえで鍼灸を併用するなら、Calmでは次のような考え方で施術を組み立てます。
まず治療スケジュールを確認する
採卵、胚移植、ホルモン剤の使用など、現在の治療内容を確認します。
そのうえで、月経周期や治療段階、睡眠、疲労、首肩の緊張などを確認します。
病院で何をしているのかを知らずに、鍼灸だけで予定を決めることはしません。
次に「今、何を目的に施術するか」を決める
例えば採卵周期であれば、採卵そのものを鍼灸で成功させるという考え方ではなく、治療期間中の疲労や睡眠、緊張などを確認し、その時期に合わせて施術します。
胚移植前後でも、着床率を上げることを目的として断定的に施術するのではなく、医療機関の指示を前提に、その時期の身体の状態を確認します。
このように、治療の目的と鍼灸の目的を分けることが、費用を考えるうえでも重要です。
通院頻度も固定しすぎない
不妊治療中の鍼灸は、治療周期によって必要なサポートが変わります。
そのためCalmでは、毎回同じ施術を繰り返すのではなく、
治療スケジュール → 身体の状態 → その日の施術目的
という順番で考えます。
費用を抑えたい場合にも、「何となく通い続ける」のではなく、現在の治療段階で何を目的に施術するのかを確認してから通院ペースを決めることが大切です。
鍼灸費用は助成制度の対象かを別に確認する
高松市の「こうのとり応援事業」は、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療を対象とした制度です。公式情報では、対象となる治療や自己負担額、先進医療などについて具体的な条件が定められています。
したがって、「不妊治療の助成があるから、鍼灸費用も同じように助成される」とは考えないようにしてください。
鍼灸について公的な助成や医療費控除などを利用できるかどうかは、制度ごとに要件が異なります。個別の税務・保険上の判断が必要な場合は、自治体や加入保険、税務署などの窓口で確認してください。
まとめ
高松市で不妊治療を受ける場合、人工授精などの一般不妊治療や体外受精・顕微授精などの生殖補助医療には、一定の条件のもとで保険が適用されます。体外受精・顕微授精では女性の年齢や胚移植の回数に条件があるため、自分の治療歴を医療機関に確認しておくことが大切です。
さらに高松市には「こうのとり応援事業」があり、保険診療で行われた生殖補助医療の自己負担などを対象とした助成制度があります。申請期限や対象条件があるため、治療を始める段階で制度を確認しておきましょう。
鍼灸を併用する場合は、不妊治療の医療費と鍼灸の費用を分けて考えることがポイントです。**「妊娠率を上げるために鍼灸へいくら使うか」ではなく、「今の治療期間に、身体のコンディション管理として何を目的に施術するか」**という視点で考えると、無理のない通院計画を立てやすくなります。
Calmへの案内
高松市で不妊治療を受けながら鍼灸を併用する場合、Calmでは医療機関の治療内容やスケジュールを確認したうえで、その時期の身体の状態に合わせて施術を組み立てます。
「体外受精を始めたけれど、鍼灸をどのタイミングで入れればよいか分からない」「治療費がかかる中で、どのくらいの頻度なら無理なく続けられるか相談したい」という方は、現在の治療段階をもとに一緒に整理できます。
病院での治療を軸にしながら、鍼灸をどのような目的で取り入れるのか。
そこを明確にして、必要以上に費用や通院の負担を増やさないことを大切にしています。
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はり灸・マッサージCalm
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